こんばんは。おしむす、です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今日のブログは、読書日記です。興味のある方もない方お付き合い頂けると嬉しいです。では、よろしくお願いします!
今日紹介する本
紹介する本は、Nami Barden/河合克仁著『世界の億万長者がたどりつく「心」の授業』です。
ちなみに、この本、【Kindle東洋哲学入門カテゴリ第1位】なんです!
というか、東洋哲学入門カテゴリって、コアすぎん?っていう。笑
⇩ 今日紹介する本 ⇩
著者
Nami Barden(以下、ナミさん)
米国の大学ビジネス専攻を主席で卒業後、外資系企業で働き、投資系会社や不動産会社の業務を経験。その後、「心の授業」と出会い、主催者であるワンワールドアカデミー内で活動する。世界中のクライントを対象にセミナーや個人カウンセリングを行う。
河合克仁
大学卒業後、人材コンサルティング企業に入社。2014年に独立し、人材育成の会社を設立。その他にも大学非常勤講師、2016年からは、内閣府地域活性化伝道師に就任し、企業と連携して人材採用や育成を通した地方創生の活動も推進している。
「心の授業」とは
この本は、著者ナミさんが運命的な出会いをしたワンワールドアカデミー主催の『心の授業』の教えを、具体的な方法や事例を用いて解説した本です。
「心の授業」はインド東部のチェンナイで5日間という時間で行われ、その噂を聞きつけて世界中の金持ちや成功者が集まるセミナーであるとのこと。
う~ん、何だか、ミステリアス。。(´゚д゚`)笑
この本の中でナミさんは、
「心の授業」で何を学んだかというと、一言でいえば「心を苦悩の状態から、美しい状態に戻す方法」 です。
と書いている。
簡単に言うと、「人はどういう心の持ち様でいるべきか」ということだと思います。
しかし、ただ単に「きれいな心でいるべきなのです!」というふんわりした助言で終わらすことなく、具体的な方法と事例を用いて、それをメソッドとして体系化を試みるものです。
では、本の中で紹介されている「心を苦悩の状態から、美しい状態に戻す方法」をとても簡単にですが、紹介していきます。
4つのステップ
この本では、その方法を4つのステップとして、書いています。
- 自分が苦悩の状態であると気づく
- 深層意識にある心の声にしっかりと耳を傾ける
- 悩みの本当の正体を特定する
- 美しい心の状態で、正しい行動を選択していく
以上が、「心の授業」式心を整える【4つのステップ】です。詳しい各項目の意味や方法については、今日のブログでは省略させてもらいます!
そして、
何十年も悩み続け、さまざまな専門家に頼ったにもかかわらず、考えても考えても解決できなかった心のモヤモヤ、といった根深い問題も解決可能です。
と書かれていました。長年、悩みを抱えて欝々とされている方には、もしかしたら解決のきっかけを得られる本かもしれませんね!
苦悩の状態から美しい状態へ
では、そもそも「美しい状態」「苦悩の状態」とはどのようなものなのでしょうか。以下、本から抜粋させて頂きます。
美しい状態
心の底から生まれる「美しい意識状態」のこと。美しい意識状態をより具体的に表現すると、「心になんの曇りもないスッキリとクリアな感覚」。
苦悩の状態
「美しい心の状態」の時に感じられる平和で喜びに満ちた感覚がないとき全て。
つまり、ほとんどの人が「苦悩の状態」、ということ。(゚д゚)!!
読んだ感想
「心の授業」が大切にしているのは、『悩みの根本』を知るということ。
そして、悩みの根本には、たいてい、「無意識的に作った自分中心の意識や理想意識や無意識的に作った理想」があるということ。答えは「自分の中」です。
自分が無意識的に形作った理想に縛られ、自分で自分の首を絞めている状態から脱するために、改めて意識的にその理想を認識し、それがバカらしいことであると認識する。それを認識した瞬間に人は、苦悩から解放され、心が整う、ということだと思います。
確かに、どんな欲の裏側にも、人から良く見られたい!自分はできる人間でありたい!という理想は誰しもが持つものではないでしょうか。
そして、それが人間の活動の原動力になるということは疑いようもありません。
ですが、「他人からどう思われたいか」という部分だけで、行動の原動力や意思決定がなされてしまうと、
いざそれに達した時に、何故満足できないのだろう?
問題の解決の根本は他人ではなく、その意識を持った自分ではないのか?
ということに、気付けない、のです。
日々、自分自身と対話し、いわゆる美しい心の状態を保つ、なれなくても自分の心の状態を意識してみる、ということは、僕も今後、意識してみようと思います!
しかし、美しい心の状態でいれば、なんでもうまく回るのです!的な書き方に関しては、実際にそれに至っていない僕が言うべきではないですが、きな臭い?感じがするなぁ~、と感じてしまいました。笑
長々とお付き合いありがとうございました。
悩みに対しての向き合い方を再考するよいきっかけになる一冊だと思います。
気になった方は是非、ご一読を!!
🈡
⇩今日紹介した本⇩