こんばんは、おしむす、です。
新型コロナ感染症は、収束するどころがどんどん拡大傾向。
「温かくなれば…」なんて言ってたのがばかばかしいほどの勢い。
いつも、出勤で原付に乗り、駅前を通るのですが、相変わらず、
大型のドラッグストアには、朝から長蛇の列!!
最近は、店側も無駄に列ができないように、マスク入荷の有無について、
貼り紙を出すようになりましたが、かえってそれが行列作りに拍車を
かけているような気がします。
当初は、「マスクは2月中旬には充足する」と言われていたような気がしますが、
今でも、ドラッグストアでマスクと遭遇!なんてことはほとんどない。
改めて、インターネットで調べて、僕なりの考察を交え、紹介します。
①需要の爆発
新型コロナ対策として、個人で推奨されているのが、
「こまめな手洗い」と「咳エチケット」の徹底です。
で、咳エチケットを徹底する上で必要なものが「マスク」。
本来の咳エチケットの意味は、他人に移さない、飛沫を拡散させないという
意味だと思いますが、日本人の中に根付いた「風邪予防=マスク」
はなかなか切り離せないもののようです。
マスク需要が供給量を大きく超え、品薄状態が続く中、ニュース番組でも盛んに
「手洗いが一番大事」と情報を広めていますが、それでもやはりマスク需要は
感染拡大とともに拡大するばかり。かくいう僕も、やはり電車に乗るとき、
出かけるときはマスクをつけて出かけます。
咳をすると犯罪者かのようにギロっと睨まれてしまう現状では、つけること自体が
(間違った?)エチケットになりつつあるのではないでしょうか。
②転売の横行
転売目的のマスクの買い占めを防ぐため、15日から家庭用、医療用、産業用のマスクを購入した値段よりも高値で転売する行為が法律で禁止されます。違反すると1年以下の懲役か100万円以下の罰金が科せられます。インターネット上での取引も含まれ、マスク本体の価格を買った値段より安く設定しても高額の送料や手数料を請求すると違反になります。この転売の禁止を前に、フリマアプリ「メルカリ」やオークションサイト「ヤフオク!」などはマスクの出品自体を禁止しています。
<テレ朝news>
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000179078.html
と発表がありましたね。
メルカリ等のフリマサイトや各種通販サイトで、
マスクが異常な高値で売られているという状況を鑑みての
対策です。マスクに限らず、限定の服やチケット等、「転売」行為に関しては、
あまり褒められたものではないですが、ネット界隈では普通に行われてしまっている
行為でもあります。その状況の中、マスク転売が儲かるのであれば、広まってしまう
のは必然。転売ヤー(転売する人、業者)の買い占めによって、
平等に行きわたらない状況が作られているのは確かでしょう。
あるサイトに書いてありましたが、一部の製造元にも同様のことが言えるとか。
1枚=1円でマスクを買ういつもの業者ではなく、どこの馬の骨ともわからない
業者であっても1枚=1.5円で買う業者(転売ヤー)に製品を卸す。
それを転売ヤーが買い付け額以上で転売するそのようなサイクルが一部では
できているとかいないとか。もちろん大半が善良の業者であると思いますが。
③買い占め、買い溜め
最近では、「1家族1箱まで」なんていう貼り紙もよく見かけるように
なりましが、買い溜めによって、家庭内在庫にかなり大きな違いがでていることは
間違いないでしょう。もはや、余れば、「転売すればいい」、なんてことを
考えている人もいるのかもしれません。マスクの買い溜めがはやった理由としては、
①「一つ一つが安価である」
②「いっぱいあっても困らない」
ということがあるのではないでしょうか。
一時期あった、トイレットペーパーやティッシュペーパーと同じように
いっぱいあっても困らないけど、なくては困る。
いっぱいあってもいずれ使うし、腐らない。
今まで、使う分だけあればいいという地位で、それ相応の生産ラインの中で
作られていたマスクが、突如として生活必需品の地位まで上り詰める。
そうなれば、生産ラインが追い付かないことは必至です。
また、必要なとわかっていても、隣の人が買っていたら焦る、というのも、
買い溜め、買い占めを助長する心理的な要因であると考えます。
以上がネットから調べた結果と僕なりの考察です。
それに対して、助成金を新設し、増産を促進する、新しい企業にマスク製造を
着手させるなどの対策もとられているようですね。
3月28日の安倍首相の会見では、
マスクは「4月に7億枚を超える供給、布製マスクも活用し需要に対応する」
と発表されました。
さすがに、4月にはマスク不足は解消されるのでしょうか。
今後の動向に注目していきたいと思います。
🈡